2024年1月。
元日に起きた能登半島地震から2週間たった新潟市江南区の天野地区では、土のうの積み込み作業が雪の降る中で行われていました。

雪に隠れた道路は、いたるところで陥没。
砂利を埋めて応急処置をしていましたが、地震から半年がたってもその風景は元に戻りませんでした。
【天野中前川原自治会 増田進会長】
「陥没はだいたい…今、80か所くらいですかね」
「まだ時折穴が開いて陥没したりして…」

それどころか、新たに陥没したところもありました。
「誰しも早く忘れたいんですよ」
「やっぱりこういうのがあると見ると思い出しますからね」
液状化現象による被害の大きかった天野地区を中心に、江南区では1614棟(6日現在)の住宅が被害を受けています。