「小1の甥が津波の絵を…」 能登の子どもに笑顔取り戻す
葛藤を抱えた中、更に気がかりな事がありました。
それは7歳の甥の様子です。

真脇さん
「トラウマになって、小学校1年生だったらわかるし、金沢行ってから津波の絵を描きだしたって聞いた瞬間にあいつらのメンタルも心配なってきた」
能登の子どもたちに笑顔を。そう心に決めた1年の始まりでした。
車のコーティング業を営む真脇さん。
作業場は被害を受けましたが、依頼された先での仕事を続ける傍ら、行動に移します。

2024年5月にはライブを開催。町の人と笑顔をテーマにした曲を歌いました。
校庭に仮設住宅が建ち、遊び場が少なくなった子どもたちを集めて運動会。
地元の若者6人が中心となって、地域の人も集うイベントを企画していきました。

記者
「すごく速かったね」
子どもたち
「何も考えてませんでした」
「楽しい!」
「みんなで1位になりたい」