苦しむ遺族を救った”愛情” 「裕介、成人式行くで」

成人式の日に同級生らが写真を持つなどして集まる

 悲しみや憎しみ、そして怒り。月日を経るごとに込み上げてくる様々な感情に、悩み苦しんだ湯浅さん。そんな中、周囲の人の想いに救われる出来事があったといいます。その1つが、裕介さんが20歳を迎える年の「成人の日」でした。

(湯浅さん)「(みんな)仲良しで。この子が20歳になるときに『裕介、成人式行くで』って。みんな友達連れてきてくれて。そのあとの二次会にも連れていくって。(裕介の写真を)持って行ってもらって、それがその写真かな」

同い年のいとこや同級生らと成人式、その後二次会まで一緒に過ごした裕介さん。小学校卒業を迎える年には、担任の先生から裕介さんの名前が入った卒業証書をもらいました。当時も今も変わらず、裕介さんへ愛情を注いでくれる周りの人たちに、湯浅さんは助けられ、支えられたと話します。