「シリーズSDGsつなごう未来へ」
仙台市の内装業者が畳の製造工程で出た切れ端など廃棄されるはずの材料で雑貨を作り、住民らに配布して好評を得ています。

■本来は廃棄されるものが・・・

メッセージ入りの六角形のコースターに、麻の葉模様の筆入れや格子柄のティッシュボックスケース。

材料は、畳の製造工程で出た畳やそのへりの“切れ端”を再利用しています。本来は廃棄されるものです。


仙台市の内装業「妙法産業」の工場です。
畳の製造のほか、毎日およそ20枚分の張り替え作業も行っています。


作業の過程でどうしても出てくるのが・・・切れ端=端材です。


妙法産業では、10年ほど前からこうした端材を再利用して雑貨を作り、顧客や地域住民に配布しています。

コースターは、畳表の端材に障子紙を貼り付けて切り抜き、畳のへりの端材でふちを彩っています。月に100個以上も作っています。

“御縁を大切に御縁に感謝する”そんな伝えたい思いをメッセージとして書き入れます。