安倍元総理の国葬を控え、会場などでは着々と準備が進められ、いわゆる弔問外交も始まっています。一方、国葬の実施には疑問の声も相次ぎ反対デモも…賛成?反対?どちらでもない?街の声を聞きました。

■国葬前夜 東京・新宿で反対デモ

「国葬反対!国葬反対!」

山本恵里伽キャスター
「午後6時半すぎ、新宿西口です。安倍元総理の国葬に反対するデモが行われています」



26日の国葬前夜、東京の新宿駅前を埋め尽くした大勢の市民。「国葬反対」の声が響き渡ります。

反対の声が収まらない中、27日午後2時から始まる安倍元総理の国葬。

会場の日本武道館周辺では、機動隊による不審物のチェックが行われ、武道館を囲む「お濠」では水難救助隊が水中に潜る姿も…。

当日に導入される警察官は最大約2万人。朝から大規模な交通整理も実施されます。

一方で、政府が期待しているのが、既に始まっている”弔問外交”です。

岸田総理は26日夕方にアメリカのハリス副大統領と会談。3日間で約40の海外要人と会談する見通しです。


しかし、政府関係者からは…

政府関係者
「出席者を見ると、首脳があまり来ない。弔問外交が泣く」