「物価高」と「為替」、2025年はどうなる?

南波キャスター:
2024年は物価高が非常に苦しかったと思いますが、2025年はどうなるのでしょうか。みずほリサーチ&テクノロジーズの酒井さんは、物価高に関しては「物価上昇率は2024年よりも緩やかだろう」としています。
しかし食料品などの生活必需品については、人手不足などもあるので、高止まりした状態が続くのではないかともみています。
また、為替は現在157円前後で推移していますが、「2025年は緩やかな円高になり140円台で推移するのでは」とのことです。
一方、日銀も利上げがあると思いますが、アメリカも利下げがあるので、専門家は「日米の金利差が埋まるわけではない」ともみている状況です。
井上キャスター:
先ほど中田さんは「シンガポールでも物価高騰」というお話をしていましたが、日本に帰ってきて、日本の物価はどう感じますか?やはり、シンガポールのほうが高いですか?
中田敦彦さん:
シンガポールの上がり方のほうがむしろ激しいです。家賃が1.5倍から2倍になるようなところもあり、都心から少し郊外へと仕方がなく引っ越している人もいますし、移転しなければならない店舗もあります。
そういうレベルでいうと、日本の物価高もすごいと思いますが、国際的なものでもあると思うので、それぞれの国で対応するしかないのではないかと感じます。
井上キャスター:
資源も足りなくなっているということで、世界的に物価が高騰しており、2025年以降も続くのではないかということでした。
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<プロフィール>
中田敦彦さん
動画配信で政治や国際問題など時事ネタを解説
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