この1年の出来事を振り返る、シリーズ2024年の信州。
今回は裏金問題などで揺れた政治や経済の話題をまとめます。
阿部守一知事:
「長野県人口200万人を下回るという形になると…」
今年2月に、およそ半世紀ぶりに200万人を割り込んだ長野県の人口。

県民:
「近くも空き家がいっぱいで、解体してきれいにするにもけっこうな費用もかかるし」
県民:
「なくなっちゃう?この地区がなくなっちゃうみたいな」
県民:
「Uターンで帰ってきてくれればいいけど、やっぱり不便だから」
県民:
「自治そのものが成り立っていくかどうか」
県世論調査協会の調査では、200万人を下回ったことについて、県民の半数近くは「やはり残念」と回答、驚きを示しす答えが続いた一方で、関心がないという人も…。

また男性よりも女性が県外に出て行ってしまう点については、「(大都市圏の方が)活躍する場所が多い」という声が7割、「男女差別の意識がまだ根強い」からという指摘も3割にのぼりました。