銀行の安全は「性悪説」で守られている
知っていましたか、銀行の安全は「性悪説」で成り立っている。つまり、人間の本性は悪いものなんだ、銀行員も悪いことをするかもしれない、と考えたうえでセキュリティ対策を何重も行っています。
銀行員はこんなに疑われいるのか、というほど。毎日のようにカバンの中を抜き打ちチェックされたり、本部監査部からの抜き打ち検査など、性悪説に基づく日常的なチェックが行われています。
また銀行は毎日午後3時に閉まりますが、その後は当日朝から午後3時までの取引で、1円でもズレがなかったか、ということを計算して、1円でもズレていたらズレがなくなるまで帰れない。間違いを特定して、もしお釣りを多く返してしまった場合などは、その人の家まで行って頭を下げ、誤差を修正するということを毎日も行っているほど、入念なチェックを行っているということです。