「すごく寂しい人生」孤立深めていた容疑者に思うことは…

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 事件があったのは金曜日の午前。北新地のクリニックには大勢の患者がいました。火をつけたとされる元患者の谷本容疑者。スマートフォンには交友関係を示す連絡先はなく、銀行口座の残高もなかったといいます。生活が困窮し、社会から孤立を深める中、自暴自棄になり他人を巻き添えに“拡大自殺”を図ったとみられています。
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 (伸子さん)「人間って本当に人と関わっていかないといけないものだと思うんですよね。谷本容疑者もほとんど学校の先生が覚えてないとか、存在はなかったとか、そういう人だったとお聞きして。すごく寂しい人生を、誰にも『自分はこう思ってる』すら言ってないような気がするんですよね。『それは間違ってるで』とかいう人がいてたっておかしくない」