「京都アニメーション放火殺人事件」青葉被告の裁判の傍聴へ
谷本容疑者には、犯行の参考にしたとされる事件がありました。北新地の事件の2年前に起きた京都アニメーション放火殺人事件。社員36人が死亡、32人が重軽傷を負いました。
去年9月、裁判が始まり、現場にガソリンをまいて火をつけた青葉真司被告(46)が法廷で語り始めていました。
多くの人が巻き込まれた、その真相に迫ることで、これまで直視できていなかった遺族としての感情に向き合う必要があるという思いから、伸子さんは青葉被告の裁判の傍聴に訪れました。
(青葉被告)「たくさんの人がなくなるとは思っていなかった」
軽率な気持ちで犯行に及んだ青葉被告。この日の裁判では、初めて遺族が被告に質問を投げかけました。自分の愛する家族がなぜ殺されなければならなかったのか。遺族らは、被告の言葉に答えを探しました。