静電気の対処法…エレベーターのボタンなどはどう押せばいい?

井上キャスター:
静電気といえば、エレベーターのボタンはどのように押しますか?バチッとくると思いますが…。

ホランキャスター:
バチッとくるのを感じる前にバーンとやれば、痛みと“バチッ”で相殺されませんか?ボタンなどを叩くことはありませんが、家のドアノブなどはグッとつかむようにすると、静電気はもうわからなくなると思います。

元競泳日本代表 松田丈志さん:
意外と強引な感じですね。

井上キャスター:
でも、あながち間違っていません。たとえば指でボタンを押すと、一点に静電気が集中し、痛みを感じやすくなります。その代わりに手のひらの“面”で押すようにすると、静電気は来ますが集中しないので、痛みは感じにくくなります。

また、「静電気をためやすい行動」というものがあるようです。

【静電気をためやすい行動】(静電気に詳しいシシド静電気によると)
●椅子から立ち上がる
●洋服を着る・脱ぐ
●発泡スチロールが近くにある
●スリッパで生活 ※スリッパの素材により異なる

共通点としては、やはり面が広ければ広いほど静電気をためやすいといいます。たとえば、椅子から立ち上がるときはお尻や太ももの裏全体に摩擦があり、洋服を着る・脱ぐときは上半身全部に摩擦があります。

==========
<プロフィール>
広瀬駿 気象予報士
1989年愛媛県生まれ
気象予報士・防災士・健康気象アドバイザー
横浜国立大学大学院で台風を研究

松田丈志さん
元競泳日本代表
五輪4大会出場 4個のメダル獲得
JOC理事 宮崎県出身 3児の父