東日本大震災で動き出した出島架橋事業
海が荒れて船が出せなくなると、病に苦しむ島民の命を救えない。1979年、「命を守る道路」の整備に向けた島民主体の期成同盟会が設立されて、国や県への要望活動が始まりました。

その後は一向に実現のめどが立たなかったものの、2017年、出島架橋事業が動き出しました。東日本大震災の発生で橋をかける必要性が再認識されたからです。

出島の島民代表(2017年当時):
「本当に感無量、しけの時は船が出せないのが一番のネックだから橋が架かれば本土並みの生活ができる」