「出島大橋」開通で変わる島民の生活

女川町の沖合に浮かぶ出島は、本土との距離はわずか300メートルほど。

出島に船で通う漁師:
「今まで通いで大変だったが、出島大橋を通行することで交通の便が良くなる」
島民:
「期待感もあれば不安感もある、にぎやかになると思うが、ほっとできる場所であればいい」

島の人たちが待ち望む「出島大橋」。12月19日、ようやく開通します。長さは364メートル。事業費はおよそ167億円です。生活、医療、産業、防災…、島民の生活は大きく変わります。

須田善明女川町長:
「いよいよだなという感慨を持っている。急病で亡くなる人もたくさんいたし、直接知っている人もいた。安心して島で暮らしていけるという安心感の向上がある」