植物の成長に欠かせない肥料は、原料の多くを輸入に頼っていて、ウクライナ侵攻や円安などの影響で、価格の高騰が続いています。
そんな中、福岡県北九州市が下水の処理で発生する「汚泥」を肥料として活用する取り組みを始めました。
1日165トンの汚泥

RKB 岩本大志記者「私の後ろにあるのが北九州市から集まってきた下水です。実はこの下水から、植物の成長に欠かせない肥料が作られているということです」
北九州市小倉北区の日明浄化センターです。
市内に5か所ある浄化センターでは、処理の過程で、1日およそ165トンもの汚泥が発生します。

RKB 岩本大志記者「こちらにあるのが脱水して運ばれてきた汚泥です。近づいてみるとかなりにおいがきついです」
乾燥させ5ミリ以下の粒に

集められた汚泥は、専用の機械でミキサーにかけ、乾燥させていきます。

すると、このように黒い5ミリ以下の粒となります。














