「『子育て予算』の半分がすっ飛ぶ」 “税収減”に鳥取県民は

鳥取県 平井伸治 知事
『子育て予算』の半分がすっ飛んでしまう。それほど大きな一般財源へのインパクトがあることなので、財源について国がちゃんと考えろということを、我々は言いたいということです」

25日、全国知事会で鳥取県の平井知事は「子育て予算の半分がすっ飛んでしまう」と語気を強めました。

鳥取県の試算では、国民民主党の主張の通りに年収の壁を103万円から178万円に引き上げ、ガソリンの減税も行った場合、合わせて94億円の減収になるといいます。

鳥取県民はどう考えているのでしょうか。

30代
税収ってそんなに大きいものなんですかね。『103万円の壁』を上げるといっても、ちょっとしか上げようとしてないじゃないですか。地方が減るんだったら国がどうにか別のところから予算を持って来てくれたらいい

20代子育てしやすいところが強みっていうのはあるから」
30代「そこがなくなっちゃうのはちょっと寂しい」

20代
(行政)サービスを自分が受けているという実感がないのでよくわからないですけど。(103万円の壁は)撤廃した方がいい」

石破総理は29日の臨時国会で「103万円の壁」の引き上げを表明し、地方の減収についても「今後、検討を進める」などと訴える見通しです。