予防接種の現場では…
この日、病院を訪れた山下青くん(5歳)と山下日彩ちゃん(2歳)のインフルエンザの予防接種は、これまでとは違うものでした。

中村英夫 医師:「これまでの注射のワクチンとは違って鼻に噴霧するタイプになります」
10月から接種が始まった新ワクチン「フルミスト」は、注射しない予防接種とあって注射針に抵抗を示す子どもにはうってつけと言えるワクチンです。

接種は1シーズンに1回で対象は2歳から18歳です。
従来の注射型のワクチンは死んだウイルスの一部を使った不活化ワクチンと呼ばれるものですが、フルミストは弱毒化したウイルスが入った生ワクチンを左右の鼻それぞれに0.1ミリリットルずつ噴霧するものです。

この日、フルミストを接種した山下きょうだいのようすは…