勝負の行方は最後の直線に

迎えたアンカー16区。

16区・実況「アンカー区間、並走しています。いわき市の村上康則、そして郡山・橋本健市!」

16区・実況「残りあとわずかとなっても先頭争い」

前を行く郡山・橋本。その後ろにぴたりと付ける、いわきのベテラン・村上。大接戦の行方は、最後の直線勝負にもつれ込む劇的な展開に。

ゴール実況「まだ分かりません!先を行くのは城西大1年生橋本健市、必死に追うベテランの村上!郡山がややリード、郡山、2年ぶり8回目の優勝です!いわき、6年ぶりの14回目優勝はなりませんでした」

ふくしま駅伝の歴史に残る熾烈な戦いは、郡山の橋本に軍配。郡山がわずか3秒差で激戦を制し、2年ぶり8回目の優勝に輝きました。

郡山市・齋藤純監督「アンカー勝負でスピードのある下りに強い橋本くんがいけるんじゃないかというオーダーになったが、本当にその通りになった。ここまでもつれるとは思っていなかったが、今年は市制100年という記念の年だった。何としても勝ちたいと思った」

町の部は、総合でも5位に入った石川が9連覇を達成です。

石川町・アンカー 松下竜大選手(防衛大)「チームとしての練習は私自身遠くにいたのでできていなかったが、繋いでくれると信じていました」

村の部は、西郷が終盤、泉崎を逆転して3連覇です。

西郷村・アンカー 本間知大選手「気持ちよく仲良く走れた。ふくしま駅伝は、みんなが言うようにお祭りなので、楽しんだもん勝ちなので、僕らもちょっと楽しめた」

最後の最後まで、手に汗握った今年のふくしま駅伝。来年はどんな熱いドラマが待っているのでしょうか!