ある日、首都圏から津南町に旅行者がやってきました。
反里集落で働きながら旅をする企画『おてつたび』に応募した人たちです。
この機会に津南町ファンになってもらおうと、“津南町移住コーディネーター”の照井麻美さんは特別なプランを考えていました。

「暮らしを体験するところもプログラムの中に盛り込んでいて、田舎暮らしについてみなさんに知ってもらおうと…」

知ってもらいたいのは“ありのままの”田舎。
集落の見学や交流会を通じて、地域での営みを体感してもらいます。

【参加者の声】
「枝豆のさやもぎは初めて。楽しい、いっぱい採れた!」

【照井麻美さん】
「住んでいる人のリアルを追求していくと、地味なこともあるし、華やかじゃないところもあるけど、その中にも楽しみっていっぱいあるよね、と」
「本物の良さに気づいてほしい」

集落の人との夕飯では旬の“ごちそう”がふるまわれ、雪国の暮らしについての話で盛り上がりました。

【集落の人】
「雪がいっぱい降ると“道踏み当番”みたいなのがあって、いろんなところの水路をみる当番がある。みんなが出勤する前に行って都合をみたり…」