“異例の秋” の影響はこんなところにも…。

末川徹 気象予報士
「だいぶ川の上流まで移動してきました。2隻のボートがつけてあるが、記録的な大雨で、大きな被害が出ました」

11月はじめ、「季節外れ」の大雨で川の流れが一変し、ボートがひっくり返りました。安芸太田町(加計)では、平年ひと月分の2.74倍の雨(217.5ミリ)を観測。船着き場でも、ロープやパイプなどが流されました。復旧には時間がかかることから2024シーズンの営業を終えることにしました。

猿飛渡船(恐羅漢) 川本悌史 さん
「自然が相手の業種。致し方ない。受け入れざるを得ない」

今後は必要な資材をそろえ、2025年の再開を目指すということです。

猿飛渡船(恐羅漢) 川本悌史 さん
「夏も冬も観光客の安全が第一なので、それを踏まえ、がんばっていきたい」

ゆっくり深まる秋の紅葉。来週以降は、南部でも紅葉狩りを楽しめます。