三段峡では鮮やかに色づく場所も

全長16キロ、国の特別名勝にも指定されている三段峡です。

末川徹 気象予報士
「山の中を歩いていると、ようやく見つけました。赤いカエデです。周りの木々が、黄色や緑であることを考えると、より色鮮やかに感じます」

見ごろは、例年より2週間ほど遅く、11月月下旬にかけてピークとなります。

そんななか、紅葉ではなく、足元にカメラを向ける人たちの姿もありました。

島根から
「いまはこの花が咲くから、一緒に見に行こうと目的を持って…」

亀甲白熊と呼ばれるキク科の植物です。葉の形が亀の甲羅に似ていることなどからその名がつけられました。秋には、直径1センチほどの白い花を咲かせますが、猛暑の影響なのか、数がめっきり少ないようです。

島根から
「寂しい。紅葉も少し遅れている。でもさすが三段峡。心が洗われる」