そうめんを食べるだけでなく、玉子焼きにちょい足ししたり、煮物に入れたりと筆者の家の冷蔵庫の使いやすい位置に鎮座する一軍調味料の“めんつゆ”。ふとパッケージ裏を確認した時、そこには「2~3日以内を目安にお使いください」の文字。違うメーカーも確認するとこちらも「開栓後はお早めにご使用ください」の文字が。どういうことなのか、メーカーの担当者に聞きました。

「つゆ類は塩分が低い商品のため、開栓後はあくまでも目安として2~3日とさせていただいています」

そう答えてくれたのは醤油だけでなくめんつゆも製造・販売する広島で創業110年以上の老舗「川中醤油」社長の川中康三さんです。

めんつゆについて語る川中醤油の川中康三社長

パッケージに記載のある”賞味期限”はもっと長いのに3日とは驚きです。「賞味期限とは、「未開栓」で、ラベルに記載された方法で保存した場合に美味しく食べられる期間のことです。開栓後は、保存方法や、保存環境が異なると想定して、あくまでも目安として2~3日としています」

実際にどんな変化が起こるのでしょうか。