本来喜ばしい昇給に「不思議な葛藤」
この洋菓子店は、熊本県内3つの店舗で10人以上が、シフトの調整をしなければいけないと言います。

アントルメ菓樹 柴田悠貴代表「調整をしなければいけなくなると、もっと人を雇わなければいけなくなる。でも、採用といってもそんなに人がたくさん来る時代でもないですし、すごく難しい」

また、最低賃金が上がると共に従業員の時給も上がっていて、これまでより早く103万円に達するようになったため、さらにシフト調整が難しくなっています。
柴田代表「(今年)賃金も上げていますし、それ以上の賃金アップは評価として上げていきたい。上げてあげたいけど、もっとシフトを減らさないといけなくなるので、不思議な葛藤」
本来であれば喜ばしい賃金アップが手放しでは歓迎できないのです。