高市内閣が発足して2日目、さっそく、熊本県政にも動きがありました。
木村知事は永田町の自民党本部を訪れ、県政の課題解決に向けた支援を求めましました。
昼すぎ、自民党本部には木村敬知事、県選出の松村祥史参議院議員、自民党県連の前川收会長たちの姿がありました。

約4時間にわたる要望活動では、麻生副総裁を始め6人の幹部と面会。
木村知事たちは、自民党の執行部に対して、今年8月の記録的大雨で被災した事業者への財政支援や、2年後に県立大学に設置する半導体学部の施設や設備への支援も求めました。
さらに、空港アクセス鉄道の整備事業費補助の補助率かさ上げも要望に盛り込んだということです。
高市内閣が発足して間もない、このタイミングでの要望は「たまたま」としていますが、木村知事は課題解決に向け「前向きに進めていくベースができた」と面会の意義を強調します。

木村敬知事「半導体関連産業の集積に伴う課題に対する支援は麻生副総裁、これまでも携わって頂きましたので、『これはやらなければいけない』とお力をいただきました。個別具体的にはこれからまだ、政府と交渉していかなければいけないですが、与党の幹部の方からは良い反応を頂けたと思う」
木村知事たちは11月、各省庁を訪れ、要望活動をすることにしています。