宮城県南三陸町で9日、今シーズン初めてアワビ漁が解禁され、冬を代表する味覚が浜に水揚げされました。
南三陸町の歌津地区では、午前6時の解禁に合わせ漁師が今シーズン初のアワビ漁に臨みました。
漁師たちは箱メガネで初冬の海底をのぞきながら、先にかぎの付いた竿を巧に操ってアワビをひとつずつ引き上げていきました。
取り引き価格は事前の入札により1キロあたり5350円と決まっています。
中国の輸入規制などの影響もあり、昨シーズンを1割ほど下回っているということです。
漁師
「三陸のアワビはブランドなのでもう少し高くなってくれればいいのですが」
漁師
「温暖化の影響でいなくなっているので難しい」
南三陸町のアワビ漁は2025年1月末まで行われる予定です。