サメの水揚げ日本一の宮城県気仙沼市で水産資源の有効活用を目指した取り組みです。
気仙沼で水揚げされたサメの肉を使った「サメジャーキー」の試食会が気仙沼市の高校で開かれ生徒たちが商品化に向けてアイデアを出しました。

気仙沼向洋高校気仙沼向洋高校で開かれた試食会には、2年生の生徒や水産加工会社の担当者など50人が参加しました。この取り組みは気仙沼で水揚げされあまり有効活用されていないヨシキリザメの肉を使ったサメジャーキーの商品化を目指すものです。

サメジャーキーは低カロリー、高たんぱく、低脂質が特徴で岩手県の食品製造会社の発酵・熟成技術を活用することでサメ肉特有のアンモニアの臭いも抑えているということです。生徒たちは7種類の「サメジャーキー」を試食し商品名について意見を出し合いました。

気仙沼向洋高校の生徒:
「初めてサメジャーキーを食べてみていろいろな味や食感、経験ができて嬉しかった」

気仙沼向洋高校の生徒:
「将来自分が水産業につく時にも未利用の部分を探し見つけて改善したい」


生徒たちからは気仙沼の方言を盛り込んだネーミングなど約50件の商品名のアイデアが出されました。今後、生徒たちの提案のなかから商品名を決め2026年春の発売を目指すということです。














