コロナ禍で拒食症/摂食障害患者が急増

 2020年度のコロナ禍で0歳~19歳までの「神経性やせ症(拒食症)」の患者が、初診外来は前年度比の約1.6倍、新規入院は前年度比の約1.4倍に増えているという国立成育医療研究センターの調査結果が去年発表されました。
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 また中でも小中学生の摂食障害の患者数(2020年の初診)は前年比の2倍以上になったという結果も出ています(獨協医科大学埼玉医療センター子どものこころ診療センターより)。
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 平田さんも高校生の時にコロナ禍となり、その症状はさらに悪化したと話します。

 (平田京妃さん)
 「人と接する機会がないから、食べること以外でも悩みとか不安のもととかを話す相手がいなくなって、どんどん自分の中に閉じこもっていったのは感じますね」