学校現場でも“食事の悩み”が増加『みんなの前で食べることに抵抗がある』

 今、子どもたちが通う学校現場はどうなっているのか。中学校などで養護教諭を25年務める山村和恵さんは、生活リズムの乱れや感染拡大の影響でストレスを感じる子どもが増えていると実感しています。

 (養護教諭 山村和恵さん)
 「保健室の来室もとても多くなってきていて。その1つに食事のことについての悩みも増えてきたなと実感していて。『あまり食べられなくなった』『みんなの前でご飯を食べることに抵抗がある』というような悩みは少し以前よりも増加したかなと」
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 山村さんの学校では、コロナ禍で『1人で昼食を食べたい』などの要望を受け、去年の2学期から1席ずつ仕切られたサポートルームを設置しました。

 (養護教諭 山村和恵さん)
 「(Q子どもならではの難しさは?)本当はここの部分をわかってほしいと言っていても、生徒はなかなか『大丈夫だから。放っておいてほしい』と言われると…、関係性作りは難しく感じているところです」