「若者の声にどう応える?」平均35.6歳の東京15区

5人が立候補している東京15区。候補者の平均年齢は35.6歳(全候補者の平均は54.2歳)。全国的に見ても若い選挙区です。

若者代表をアピールする候補者らは、若い世代の声にどう応えるのでしょうか。

自民 大空幸星 候補(25)
「現在、最年少の25歳で国政へ挑戦しております」

ポスターにも最年少の文字を掲げ、選挙戦を戦うのは自民党の大空幸星候補。NPOの元理事長で、Z世代の論客が訴えるのは…

自民 大空幸星候補(25)
「賃金を上げたいと思っているんですが、なかなか上げられないのが実情。しっかりと賃金を上げられるぐらいの稼げる力を中小企業の皆さんにつけていただく。そのための支援は若者の貧困対策において最優先なんじゃないかと思います」

対する立憲民主党の現職・酒井菜摘候補は、7歳の子を育てる母親として、子育て支援の拡充などを訴えます。

立憲 酒井菜摘 候補(38)
「女性が少ない現場で、かつ30代の議員という意味で、若い世代の声を代弁していくのは重要な役割だと自覚しています。困難を抱えている方たちが声も上げられずに自分の置かれた環境に苦しんでいる。そういう方の声を(国に)届けたいと訴えています」

電飾を付けたデコチャリで登場したのは、元格闘家で前参議院議員の須藤元気候補。この選挙区内では最年長の46歳です。

無所属 須藤元気候補(46)
「とにかくやることは消費税減税です。消費税を仮にゼロにしたら、皆さんの所得が1割増えるわけですから。若者世代もそうですし全ての世代において、いい流れになっていくと思っています」

その他、共産党の小堤東候補は…

共産 小堤 東候補(35)
「若い世代の苦しみは本当にど真ん中に聞いてきたことでもあるので。消費税も5%に減税しようとか、働き方の問題、大学の学費の問題、解決していきたいと強く思っています」

また、無所属での出馬となった金澤結衣候補は…

無所属 金澤結衣候補(34)
「保育や高等教育の無償化も含めて、社会で子どもたちを育てる仕組み作りを考えていかないといけないと思います。若い世代の架け橋になるということと、同世代が選挙に行きたくなるような提案を私たちがしていかなくてはならない」