先発品を選ぶと負担増に

これまではどちらを選んでも保険適用は同じ割合でしたが、厚労省は今月から新たな制度を開始。先発品を希望する場合、ジェネリックとの差額のおよそ4分の1が加算されます。

例えば自己負担3割の患者が、これまで先発品には150円、ジェネリックには75円支払っていた場合、今月から先発品を買う際、ジェネリックとの差額の一部を上乗せした200円を支払うことになります。ジェネリックの金額は変わりません。

鹿児島市薬剤師会の丸野桂太郎常務理事は、制度変更の背景には、高齢化による医療費の高騰があると話します。