台風19号から5年。

この日の見学会には、店を支えてくれた取り引き先の企業の関係者などを招きました。

蔵を案内をしたのは専務となった匠さんです。

田中匠専務:
「今回こういう150周年という機会を設けて、皆様に水害から立ち直ってきたと、ありがとうございましたと感謝を伝えることができたかなと思っています」

父親の田中社長は、台風19号災害からここまで復興できたのは周りの人たちの支えがあったからだと感じています。


田中屋酒造店 田中隆太(りゅうた)社長:
「そういった人の助けがないとちゃんとしたものができない。そういう人の関係があるから今、いいものを作っていい評価をしていただける」
「集まってくれた人というのは、財産」

水害を乗り越えた酒蔵ではこれからも感謝の気持ちを込めてこだわりの地酒を作り続けます。