大分県産のブランド魚「かぼすブリ」の旬入り宣言が1日朝行われ、本格的な出荷シーズンが始まりました。
さっぱりとした風味が特徴の「かぼすブリ」はエサにカボスの粉末が混ぜられていて佐伯市や臼杵市、津久見市などで養殖されている県のブランド魚です。

本格的な出荷シーズンを迎えたことから1日朝、大分市の公設地方卸売市場では、漁業関係者が参加して旬入り宣言式と試食会が行われました。今年は赤潮の発生や夏場の海水温の上昇でエサの量の調整が難しかったものの、例年通りに無事成長しているということです。
(県漁業協同組合・中根隆文組合長)「魚臭さが全然なくてよくカボスの香りがきいてるし味も良いし、実も引き締まっている感じがする。ぜひとも食べていただきたい」
かぼすブリは来年3月までにおよそ635トンが関東を中心に県内外に出荷されます。