2021年7月に静岡県熱海市で起きた土石流災害をめぐり、避難指示を出さなかったなどとして盛り土の現在の土地所有者が熱海市長に対し、損害賠償を求める訴えを地裁沼津支部に起こしました。
提訴したのは、熱海市伊豆山地区で起きた土石流災害で被害を甚大させたとされる盛り土の現在の土地所有者です。
訴状によりますと、熱海市の斉藤栄市長は、前の土地所有者から盛り土をすることを計画した不十分な届け出を受理し、避難指示を発令する義務がある立場なのに出さず人的被害を発生させるなどし、その影響で原告が所有する土地の価値を失ったなどとして、10万円の損害賠償を求めています。
<現在の土地所有者代理人 河合弘之弁護士>
「(土石流災害の)本当の被害の原因を究めるためには、斉藤市長が当事者として参加していただく必要があると考えて、今回の訴訟を起こした」
注目の記事
爆買いした戦闘機、その後どうなった? 膨張する“防衛費”国民生活への影響は【報道特集】

思春期中学生の10人に1人 朝起きられないのは「怠け」ではない~中高生に増える起立性調節障害~「当事者親子の声」

恒星間天体「3I/ATLAS」まだ“真の姿”を見せていない可能性…原因は「宇宙線による日焼け」か 太陽系外から飛来した天体の謎

「骨が折れやすい難病」9歳の少年 YouTubeで出会った“憧れの先輩” 骨が折れても――始まった挑戦と、亡き母の思い

生徒4人に1人がサッカー部 全国大会常連校で起きた〝裸で土下座〟 『いじり』が遠因ないし原因 発生リスクの高い集団とは 調査報告書がまとまる 熊本

「すごい話題の宝庫」元新聞記者が限界集落で新聞社 地域密着の小院瀬見新聞「すばらしい過疎地」発信 富山・南砺市









