一方、日本郵政では、重さで区分されていた定形郵便物について、10月からは50gまで110円に統一されます。定形郵便物の値上げは、消費増税を除くと実に30年ぶりです。

また、通常はがきは63円から85円と22円の値上げに。さらに、レターパックライトが370円から430円に。レターパックプラスが520円から600円に変わります。

(大分中央郵便局総務部・池田英治部長)「近年のデジタル化の推進により、郵便物は2001年度をピークに大きく減少しています。郵便サービスの安定的な提供を維持していくため、郵便料金の改定をお願いしたところになります」

日本郵政では、すでに9月2日から新しい料金でハガキや切手を販売しています。

(大分中央郵便局総務部・池田英治部長)「今後も抜本的なDX、そして付加価値の高い商品の開発、サービスの提供に向けて取り組んでまいります」

帝国データバンクによりますと、11月以降も菓子やパンなどで値上げが予定されているということで、家計への影響は続きそうです。