道路交通法では、6歳未満の子どもにチャイルドシートの使用が義務付けられています。しかし、6歳以上でも体格によっては車のシートベルトが十分な効果を発揮できない場合があり、JAFは使用目安を身長「150cm未満」としました。

長野紘史係長:
「6歳を超えたからといって正しい位置にベルトがかからないようであれば、ジュニアシートなどいろいろなシートを使って自分の命やお子さんの命を守っていただきたい」
身長150センチ未満の大人については、「体格や骨格が子どもとは異なり、正しく着用すれば問題ない」としています。
このため、大人がシートベルトを適正な位置で着用できるよう、大分市にある自動車用品店では、座高を調整できるクッションを数多く取り扱っています。

イエローハット南大分店 田邊浩之副店長:
「首にシートベルトがかからないぐらいの高さが良い。クッションの厚さの種類が様々あるので合わせてみてほしい」
シートベルトの思わぬ危険性。基準が見直された中、年齢や身長を目安にしつつ、一人ひとりの体格に合わせて安全に着用する重要性を改めて認識する必要がありそうです。