■”猛烈な風”もたらした平成の台風➀ 台風19号(1991年9月)
平成の広島に猛烈な風をもたらした台風として、筆頭に挙げられるのが1991年の台風19号です。

主に40代以上の多くの方にとって強い印象が残っているのではないでしょうか。特に風による被害が広範囲に及びました。

全国的には「りんご台風」としても有名です。暴風による被害に加えて、巻き上げられた海水による塩害も発生。台風通過後の雨では、大規模な停電も起きました。

■”猛烈な風”もたらした平成の台風➁ 台風18号(1999年9月)
暴風によって工場にある巨大なクレーンが倒壊したのは1999年の台風18号です。広島市中区で50m/s近い最大瞬間風速を観測しています。
■”猛烈な風”もたらした平成の台風③ 台風18号(2004年9月)
日本列島に台風が10個も上陸した2004年。台風18号では記録的な暴風が吹き荒れて大きな被害が出ました。

広島市中区で観測された最大瞬間風速60.2m/sは、今も広島地方気象台のレコード記録です。
平成の時代に広島に記録的な暴風をもたらした台風のルートを見てみると、ほぼ同じようなコースを通っていることがわかります。

九州に上陸時の勢力は940~950hPaと強い勢力のまま接近しています。