きょう9月1日は「防災の日」です。
今回、予測できない複雑な動きをした台風10号や、巨大地震など、いつ起こるかわからない災害に対し、どのように備えておけばいいのでしょうか?

8月8日、日向灘を震源とする最大震度6弱の地震が発生。気象庁は、南海トラフ巨大地震発生の可能性が平常時に比べて相対的に高まっているとして、「南海トラフ地震臨時情報」の「巨大地震注意」を発表しました。

今月15日に解除となりましたが、解除されたからといって大規模地震の可能性がなくなるわけではありません。

仮に南海トラフ地震が発生した場合、山陰地方ではどんな被害が出ると考えられているのか、専門家に聞いてみると…

島根大学総合理工学部 向吉秀樹 准教授
「南海トラフ地震が発生した場合、山陰のあたりでも最大で震度5弱の揺れが想定されています。津波の影響は山陰はそれほどないと考えられるんですけれども、特に地盤が緩い場所ですと、液状化が発生する可能性があると考えられます」