新幹線・バス・路面電車… 広島県でもほとんどの交通機関がストップ

今回の台風は。接近の数日前から非常に発達した勢力で接近して、日本列島を縦断する予想が出ていたため、JRは山陽新幹線や中国地方の在来線について早い段階から計画運休の可能性を発表。きのう29日になって、路面電車や路線バス、フェリーや高速船の多くの路線が運休することが決まったほか、デパートや商業施設の臨時休業、多くの学校は休校になるど“厳戒態た勢”で接近を迎えました。

今回は1週間以上前から接近の可能性が呼びかけられていましたが、日々進路予想が大きく変わったほか、速度が遅く日本への接近がどんどん遅くなりました。

広島県では台風が最も近づいたタイミングでやや雨脚が強まり、西部の山沿いではまとまった雨となりましたが、街中に住む人の多くは予想されたほどの“台風らしい荒れた天気”をほとんど感じることはないまま終わろうとしています。なぜ広島の接近までに予想以上に急速に台風は弱まったのでしょうか。