(神山浩樹アナウンサー 東日本大震災の映像より)
「目の前で人が亡くなってるんです、子どもたちが大きい声で『お父さん!お父さん!』と探して歩いている。高田町でもうすっかり津波で街はその見る影もありません。高田町はもうすっかり壊滅です」
震災発災時、3人はまだ3歳か4歳。当時の記憶はおぼろげですが、ラジオ音声を繰り返し聞いたりインタビューをしたり、作品の制作を通して伝えようとすることが災害を知ることにつながると学びました。

(阿部さん)
「情報や津波の映像は見たことがあったが、正直いまいち分かっていなかった。(震災を)知らない世代ではあるけど、知っている世代から教えてもらってつなげて伝えていくことはできる」

8月16日、3人はIBC本社を訪れ、作品で取り上げた神山浩樹アナウンサーに最高賞の受賞を報告しました。