東日本大震災を伝えることをテーマに制作された作品は、7月31日から8月5日まで岐阜県で開催されていた「全国高等学校総合文化祭」の音声作品の部門で、全国最高賞にあたる最優秀賞を受賞しました。

この部門で岩手県内の高校が最高賞を受賞したのは初めてのことです。

制作したのは3年生の阿部あずささん、古舘俐子さんと2年生の石川六花さんの3人です。
作品「伝え続けた、108時間」は東日本大震災当時、実際に放送されたIBCラジオの音声と、それを伝えたアナウンサーへのインタビューを軸に構成されています。

全体の構成や内容は生徒同士で話し合い、編集作業は主に古舘さん、ナレーションを阿部さん、アイデアの提案やスケジュール調整の役目は石川さんが担当しました。

地域の魅力を発信する作品が多い中、震災当時の音も盛り込んだ作品は会場の空気を一変させました。