今できる備えは?改めて確認を
私たちはどんな備えをすればいいのか。点検や確認が必要なポイントをまとめました。
▼地震の揺れで倒れないよう、家具などは固定されていますか?
▼上から落ちてきそうなものはありませんか?
▼周囲のどこに避難場所があるかや、避難場所へのルートを確認してください。

▼津波からの避難は、海から「より遠い」場所よりも、「より高い場所」に逃げるのが鉄則です。防災マップなどを利用して、高台や津波避難ビルに指定された建物など、頑丈で高い建物の場所を事前に確認してください。
▼津波警報などが発表された場合、解除まで避難を続け、注意報の場合は海に近づかないようにしてください。
▼家族との間で、いざというときの連絡手段を決めてありますか?
▼SNSなど、電話以外の連絡方法はありますか?
▼ご家庭に、水や食料など、ある程度の備蓄はありますか?水や食料などの備蓄を多めに確保することも必要ですが、過剰に買うことは控えてください。
TBS 福島隆史 解説委員(災害担当)
「いま夏休み中なので、たまたま旅行先が南海トラフ沿いっていう方もいらっしゃると思う。土地勘がないので、いざっていう時にどこに逃げたらいいのかわからない、どういうルートを取って逃げたらいいのかわからないという方がいると思います。できれば地震と津波のハザードマップ、地元でどういうものが出ているのかを確認していただいて、頭の体操をしておく。
もしここで新たに地震が起きたら、津波が来ることになったら、どこに逃げたらいいのかっていうのは想定しておいていただきたい」