元日の能登半島地震から半年以上が過ぎますが、新潟市では6月末現在で解体の完了は全体の2%程度しか進んでません。
そんななか、同じ敷地内での自宅の建て替えを決断し、家具などの片づけ作業を進めながら公費解体を待つ、新潟市西区寺尾地区の立松修さんと有美さんご夫妻を訪ねました。

お二人の自宅は、液状化現象の被害を受け「大規模半壊」と認定されています。

「ここに道路があって、ここからこの駐車場の30cm近くが今回完全に変形して動いちゃったんですね…」

駐車場は大きく傾き、配管も被害を受けたため水道やトイレも使えず、今は同じ西区にある亡くなった両親の家で暮らしています。