ペットボトル・皿・空き缶…ゴミ箱の外まであふれるゴミ

 例年130万人が訪れる天神祭では、一部の人が私有地に入りこみ休憩や飲食をするなど迷惑行為が横行。そのため、近隣のビルや住宅などは「立ち入り禁止」のロープや張り紙などで対策しています。

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 (周辺住民)「ゴミが散らばっていたり、車にもたれて休憩されていたりするので、トラブル回避のために(対策を)している」
 (周辺住民)「本当に迷惑ですね。(花火が)終わってから若い人たちが座って(酒を)飲んだり」

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 毎年あふれかえるゴミを減らそうと、ボランティア団体は、ゴミを分別・回収する場所を会場の20か所に設置しました。

 (ごみゼロ大作戦 花嶋温子実行委員長)「“この時代、この調子じゃ良くないよね”、“こういうお祭りじゃ先が続かないよね”ということで、ゴミを出さずに楽しいお祭りを作ろうとしています」

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 ところが、花火が打ち上がる前の段階で、飲食の屋台に近いゴミ箱はゴミであふれかえり、その周りには入りきらなくなった空き缶やペットボトル、プラスチック皿などが置かれています。取材班の撮影中も、ゴミ箱の周りにためらうことなく次々と捨てられていきます。