ただ、頻繁に発表される避難情報に、住民の意識が鈍っていることも課題になっています。

【三条市民の声】
「20年前の被害を考えれば、情報がないよりはあった方が…」
「だからといってそれで避難するかといわれると、すぐに避難したりはしない…」
【三条市 防災対策室 小栁充 室長】
「空振りを恐れることなく、逃げていただくことを大切にして発令する」
「避難情報の発令は勇気のいることですが、迷わず速やかに発令することを心掛けている」

判断が遅れると、20年前の二の舞になってしまう危険性もあります。
「避難所」に行くことだけが「避難」ではありません。
1階よりは2階、自宅内の安全な場所、知人・親戚の家など…。
自分が居るかもしれない場所を考えて、いろいろな想定をしておきたいですね。
