枕の選び方 重要なのは高さ

理想の寝姿は「まっすぐ立った姿勢」のまま横になってもキープできる状態です。
そのためには、頭だけでなく、首のあたりもしっかり支えることが重要です。

睡眠環境プランナー 三橋美穂さん:
首から後頭部にかけての隙間を埋められるものが理想的な枕です。

理想の枕の高さを調べるには・・・
〔1〕壁に沿って立つ(頭は壁につけない)
〔2〕首の後ろと壁の間の長さを測る

長さは体格によってそれぞれ違い、番組スタッフなど何人か計測すると、6cm、5.5cm、4.5cmなど差が出ました。

睡眠環境プランナー 三橋美穂さん:
一般的にスリムな方は隙間が少なくなるので低めの枕になりますし、がっちりして背中の肉付きがいい方はちょっと高めの枕になります。

ここで注意点が。
計測した長さが例えば4.5cmだった人は、4.5cmの高さの枕を選んでしまうと沈んだときにさらに低くなってしまいます。
沈んだときの枕の高さと合わせるようにするといいそうです。

睡眠環境プランナー 三橋美穂さん:
枕の首のあたりを軽くおさえて、高さをチェックしてみてください。

コメンテーター 友利新:
一回私も枕を作ってもらったんですけど、やっぱり時間が経つと素材がだんだん劣化して合わなくなっていきますね。

江藤愛アナウンサー:
私も最近枕を買ったんですよ、それこそ首の部分にすっと合ってくれるようななだらかな高さになっているので今はいいかなと思うんです。
やっぱり一度買ってからずっと使い続けるので、定期的にメンテナンスをしていかないといけないですね。

コメンテーター 関根麻里:
10年以上ぐらいずっと同じ枕を使ってます。でも使ってるような使ってないような状態で気絶したように寝ているので、ちゃんと測り直したいなと思いますね。

(ひるおび 2024年7月9日放送より)
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<プロフィール>
三橋美穂さん
快眠セラピスト・睡眠環境プランナー
これまで1万人以上の眠りの悩みを解決
頭を触っただけでどんな枕が合うかわかるなど精通