吃音のある生徒に不適切な発言をしたなどとして、兵庫県は県立高校の25歳の男性教諭を減給処分にしたと発表しました。

 9月24日付で減給1か月の懲戒処分を受けたのは、兵庫県の播磨西地区にある県立高校の男性教諭(25)です。

 県によりますと、男性教諭は今年3月下旬ごろから7月にかけて、自身が担任する吃音のある男子生徒に対し、挨拶をまねたり、「また、どもるなあ」と発言したりするなどしたということです。

 男子生徒の保護者が学校に相談し、事案が発覚。

 県の聞き取りに男性教諭は「コミュニケーションの一環で、吃音を揶揄するつもりはなかった。最低な対応をしてしまった」などと話していて、男子生徒と保護者に謝罪をしたということです。