去年は猛暑、今年の気温は
相馬野馬追、初日。例年、1000人ほどが参加する騎馬行列は、開催日の変更で当初、参加者の減少が心配されていましたが、大きな変化は見られませんでした。この日の最高気温は、22.3℃。去年より10℃以上低くなりました。

相馬市民「私たち的にはこの気温の方が絶対ありがたいと思っていて、子連れやお年寄りには参加しやすい日程になっている」
相馬市民「出る人も馬も最高の状態でないですか。良かったです、5月で」
相馬駅前にあるホテルは、98ある部屋が満室となりました。9割以上が県外からの観光客で、開催日を変更した影響はみられませんでした。
静岡からの観光客「気候としてはちょうどいいぐらい。いい機会だなと思って来ました」
2日目。雲雀ヶ原祭場地には、去年よりも5000人多い3万3000人を超える人が訪れました。野馬追の最大の呼び物、神旗争奪戦。およそ200騎の騎馬武者が、天高く打ち上げれた御神旗を奪い合いました。この日の最高気温は26℃と、7月上旬並みに。執行委員会によりますと、熱中症の疑いで救護されたのは17人で、去年の4分の1以下となりました。

南相馬市から来た人「来やすくなったのか、お客さんが多いような気がする。しょうがないけど、もっと暑い方が野馬追らしい感じがする」
宮城から来た人「熱中症をいつも気にしていたので、7月開催だと子どもを連れて来られなかった。今年から5月開催ということで初めて連れて来た」