「変わっていかなければ継承はできない」
今年の本番3日前、騎馬武者たちは、出陣の準備を進めていました。
相馬市の騎馬武者を束ねる佐藤誠さん(66)。自宅の床の間には、代々受け継がれた甲冑が並びます。

佐藤さん「30年ほど相馬野馬追に出ていて、セミの声が聞こえて暑くなって、あぁ野馬追だと気持ちが入りますね。5月開催だと今ひとつそれがないというか…」
これまで30年あまり、出陣してきた佐藤さん。複雑な心境を抱きながらも。開催時期の変更は仕方がないと話します。
佐藤さん「変わっていかなければ継承はしていけない。本質だけは変えることができないので、この地域の安寧と繁栄、そして武家文化の継承という面では必ず残さなけらばいけないし、伝えていかなければならない」















