5月27日まで、福島県で3日間にわたって繰り広げられた相馬野馬追。猛暑の影響で2か月前倒しでの開催となった今年、気温や観光面で大きな変化があったのか、祭りを追いました。
相双地方で1000年以上受け継がれてきた、相馬野馬追は、毎年7月に福島の夏を彩ってきましたが、今年は初めて5月の開催となりました。理由は、記録的な暑さです。

去年の開催期間中の最高気温は35℃。80人あまりが熱中症で救護され、馬2頭が死にました。こうしたことから、執行委員会は、2か月前倒しでの開催を決めました。
南相馬市・門馬和夫市長(去年11月)「相馬野馬追をしっかり伝承するためには、暑さ対策をしなければならない。相馬野馬追の真髄を後世まで引き継ぐということで努力していきたい」