“臨時休校も選択肢”子どもの命守るには
藤森キャスター:
気温・湿度・日差しなどを取り入れた“暑さ指数”というものがあります。

【暑さ指標】
・35以上⇒熱中症特別警戒アラート
・31以上⇒危険
・28以上⇒厳重警戒
・25以上⇒警戒
こういった数値が子どもたちの学校生活にも影響しています。

【三重・津市】
暑さ指数33以上(危険)
⇒下校時刻を遅らせる、保護者に迎えを依頼
【兵庫・明石市】
翌日の登校時間の暑さ指数が33以上(危険)予測
⇒臨時休校を検討

名古屋大学教育学部の内田良教授によりますと、“暑さを災害と同じように配慮している点では前向き。ただ、学校と家庭だけの話ではない。臨時休校や下校時間が変わった際、父親や母親が子どもの世話をできるよう企業側も柔軟に対応する理解する必要がある”ということです。
時事芸人 プチ鹿島さん:
コロナ禍のときもそうでしたよね。休校になったら共働きで働いてる方はどうするのか。ケアや備えは必要です。やはり暑さも災害と考えた方が良いです。私の子どももまだ小学生なので、本当に準備しないといけないと思っています。
小川キャスター:
奇しくもコロナ禍で家から出ずに生活してきました。知恵を出し合い、様々なことを採用しながら、乗り切っていきたいですね。
藤森キャスター:
高校野球も今年の夏の甲子園から朝と夜の“2部制”を試験的に導入しました。開幕から3日間だけの試験的導入ですが、お昼の暑い時間帯に試合は行いません。
時事芸人 プチ鹿島さん:
“熱中症警戒”というテロップが出ている中での高校野球はすごく矛盾だなと思ったのですが、ようやくですよね。
藤森キャスター:
高校野球のような影響力の強い舞台が行うことで、いろいろなところに波及していくといいなと思います。少年野球では8月に試合を行わないという連盟や、練習もしないというチームも出てくるなど、熱中症の事案はかなり減っているようです。














