3年ぶりに通常規模で開催した仙台七夕まつりの会場に、消費税引き上げ反対の川柳がお目見えし、街行く人から賛否の声が上がっています。短冊に思い思いの願いを込める七夕まつりに政治的メッセージ性の強い川柳。一体どんな関係があるのでしょう。
■伝統のまつりで川柳 その関係は?
「無くそうよ世から戦火と消費税」

仙台市青葉区、仙台七夕まつりの会場にお目見えしたこの吹き流し。吹き流し上部にあるはずのくす玉の代わりに、数々の川柳をしたためたプレートが設置されていました。設置したのは、宮城県生活協同組合連合会=県生協連。県生協連に事務局を置く任意団体、「消費税率引き上げをやめさせるネットワーク宮城(消費税ネット宮城)」が仙台七夕祭りの開催に合わせ、消費税に関する川柳を募集しました。
県内外から寄せられた1456句のなかから消費税ネット宮城が選んだ大賞1句、特別賞2句、入賞10句、宮城県民賞10句の合わせて23句を掲示しています。
冒頭の句「無くそうよ世から戦火と消費税」は最高賞の大賞に輝きました。
特別賞は、「使い道よくわからない消費税」
「いつの日か 消費税ゼロ コロナゼロ」
何だかとても政治的なメッセージ性の強い作品ばかりに感じますが…県生協連専務理事で消費税ネット宮城事務局長の野崎和夫さんにさっそくお話を伺いました。